イーロン・マスクがマンチェスター・ユナイテッドを買収するとツイートするも冗談だと一蹴しファンをもて遊ぶ

2024年には世界初の“トリオネア”（純資産1兆ドル/約114兆円以上）になる可能性が高いと噂されるElon Musk（イーロン・マスク）が、またもや世間を騒がせている。8月16日（現地時間）に投稿された『Twitter（ツイッター）』で以下のようなツイートを投稿した。

Also, I’m buying Manchester United ur welcome

— Elon Musk (@elonmusk) August 17, 2022

英国の名門フットボールチーム マンチェスター・ユナイテッドを買収する、というこの投稿は瞬く間に拡散されたが、あるフォロワーから「クラブを買うのは本気か？」と聞かれた際、彼はこう答えた。

Although, if it were any team, it would be Man U. They were my fav team as a kid.

— Elon Musk (@elonmusk) August 17, 2022

「いや、これはTwitter上のいつものジョークだ。どのスポーツチームも買わないよ」つまり、ただの冗談だと簡単に言い切ったのだ。そして更に、「とはいえ、どのチームかあえて選ぶなら、それはマンUだろう。彼らは私が子供の頃のお気に入りのチームだったからね」と答え、冗談だけど心に無い訳ではない、という思わせぶりな返答をしている。

最近のチーム低迷に不満を持つ一部のマンUサポーターは以前『Twitter』上でElonにチームの買収検討を促していた。今回のツイートには54万を超える“いいね”が付いているが、何をやらかすか全く読めないElonだけに、突然のマンU買収劇が起こっても不思議ではない。

この古豪チームはプレミア・リーグのチャンピオンになった最後の年である2013年に、名将 Sir Alex Ferguson（サー・アレックス・ファーガソン）が去って以来、絶えず変わる経営陣の下で近年は苦戦が続いており、世界中のサポーターの多くはチームオーナーの経営手腕に不満を抱いているとされる。UEFAチャンピオンズリーグの出場権を逃したチームを豊富な資金で立て直せる可能性があるのはElonだけかもしれない、とマンUのサポーター達は微かな期待を寄せているようだ。