Mercedes-Benz S クラスセダンに新型プラグインハイブリッドモデルが追加
直列6気筒エンジンにモーターを組み合わせシステム合計510PSを発揮
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ドイツの高級車ブランド「Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)」は、プラグインハイブリッドモデル S580 4MATIC ロングを発表した。
いつの時代もその時点で持てるすべての技術を搭載し、世界の自動車の指標とされてきた「Mercedes-Benz」のフラッグシップモデル Sクラス。先代は2013年に発表され、累計販売台数は世界で50万台を超え”最も選ばれているラグジュアリーセダン”の1つとなっている。1月、8年ぶりのフルモデルチェンジをしたSクラスは“Sensualセンシュアル Purityピュリティ(官能的純粋)を追求したデザイン”や“人間中心の最新技術”、“安全性の更なる追求”など、“現代に求められるラグジュアリー”を再定義し、その充実を図った意欲的なモデルだ。
今回追加されるS580 e 4MATICロングは最高出力367PS(270kW)、最大トルク500Nmを発生する3.0L直列6気筒エンジン M256に、150PS(110kW)、最大トルク440Nmを発生する永久磁石同期モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを採用し、28.6kWhのリチウムイオンバッテリーが搭載される。システム総合出力は510PS(375kW)、システムトルクは750Nmを発生する。時速140km/hまではモーターのみでの走行が可能で、電気自動車のように使用することも可能だ。また、電気モーターのみでの走行可能な航続距離は約100kmとなる。
またS580 e 4MATICロングには特性の異なるさまざまなドライブモードを備えており、ドライバーをサポートする。ドライブモードはハイブリッド/スポーツ/インディビジュアル/エレクトリック/バッテリーホールドの5種類で、エレクトリックモード走行時にはステアリングホイール裏のパドルによりバッテリーへのエネルギー回収量を4段階で調整が可能だ。本モデルは既に全国の「Mercedes-Benz」正規販売店を通じて予約注文受付中。その他詳しくについてはこちらで確認しよう。