HONDA が2023年型 Civic Type R を正式発表
パワーユニットは従来の2.0リッターVTECターボエンジンを踏襲
「HONDA(ホンダ)」は2023年型Civic Type R(シビック・タイプR)を公式発表した。7月21日に東京で行われたワールドプレミアで公開となった新型“FL5”は、これまでのType Rの全モデルを凌駕するハイスペックなマシンとなっているようだ。
2017年~2021年の間に生産された5代目“FK8”の後継モデルで、先代のボディ形状を踏襲しながらもエッジの効いたラインは削ぎ落とされ、少しマイルドになった印象。それでもCivicならではの“ロー&ワイド”なデザインは維持されている。
パワーユニットでは電動化の噂も囁かれていたが、従来どおりのパワーユニットをさらに洗練させた2.0リッターVTECターボエンジンを搭載し6速マニュアルトランスミッションとレブマッチコントロールシステムを採用。空力性能も向上させたことにより高速走行時のバランスや安定性、レスポンスの良さを実現している。3本出しのエキゾーストシステムにも外見上の変更が見られ、以前は中央に小径の排気口を配していたが、今回は逆に中央に大きな排気口を配置している。
性能面での詳しいスペックは公表されてないが、「HONDA」は前モデルの最高出力320ps+最大トルク40.8kgf/mを上回ると表明している。“FL5”には今のところType Rの伝統カラーである“チャンピオンシップホワイト”が公表されているのみだが、5色のカラーバリエーションを用意するとアナウンスされている。
この新しいTYPE Rの日本での販売は9月とされ、価格は500万円を切るのではないかと予想されている。上のビデオ映像と「HONDA」の公式サイト
で気になる走りやディテールをチェックしておこう。