イーロン・マスクが Twitter の買収中止を示唆
偽アカウントなどのデータに関する情報開示を拒否し続ける『Twitter』を痛烈に批判

今年4月に米『Twitter(ツイッター)』社を440億ドル(約5兆6,100億円)で買収すると発表して以来、その動向が注目されているElon Musk(イーロン・マスク)。Elonはその後同社の買収手続きを着実に進めていると思われていたが、最近になって彼がこの計画を中止にするつもりであると報じられた。
『The New York Times』の記事によると、Elonは米証券取引委員会(SEC)に『Twitter』の買収中止を示唆する書簡を提出したという。SECが公開したその内容から、Elonは以前より『Twitter』に対してスパムボットや偽アカウントのデータに関する情報開示を求めていたものの、同社は一向にこれを拒否し続けている事実が明らかに。これらの情報はElonにとって買収の準備や資金調達のために必要なデータであることから、彼は同社の対応が「買収契約における重大な違反行為だ」と指摘し、さらに「(自分には)契約を破棄する権利がある」と主張した。
現在この買収契約は一旦保留となってるようだが、今後さらなる進展があり次第お伝えしたい。