Patek Philippe からブランド史上初となるチタン製 Ref.5270がオークションに出品
ブランド史上最高額での落札が見込まれる特別な1本


スイスを代表する3大時計メーカーの1つ〈Patek Philippe(パテック フィリップ)〉が、永久カレンダー搭載のクロノグラフ Ref.5270をブランド史上初となるチタン製で製作し、今年11月に開催予定のチャリティーオークションに出品することを発表した。
1点のみ製作されたというRef.5270T-010は、手巻ムーブメントを備えたグランド・コンプリケーションモデル Ref.5270をチタン製のケースにアレンジしたユニークピースであり、エメラルドグリーンのサンバースト文字盤が大きな特徴だ。本モデルは『Phillips(フィリップス)』が今年11月に開催する子供のためのチャリティーオークション “Children Action 2022”のためだけに作られた特別な1本であり、ケースバックには同オークション名が刻印されている。なお、このモデルはオークションに先駆け、5月7〜8日(現地時間)にジュネーブ郊外のホテルで開催される“Geneva Watch Auction:XV“のプレビュー期間中に数日間だけ展示される予定とのこと。
〈Patek Philippe〉は通常ケース素材にチタンを使用することはないが、過去に数本だけ同素材でタイムピースを製作した事例がある。その事例とは、チャリティーオークションなどに出品される特別なモデルのみ。2013年にはRef.5004Tが、2017年にはRef.5208T-010がチタンで製作されており、前者は約400万ドル、後者は620万ドルという高額で落札されている。このことから、今回のチタン製 Ref.5270T-010がブランド史上最高額での落札が期待されている。
本モデルおよびチャリティーオークションの詳細については、こちらからご確認を。