Nike がフランチャイズ契約を延長せずロシア市場から撤退へ
「McDonald’s」『STARBUCKS』同様、恒久的に撤退
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フランチャイズ化した新ブランドによる営業を6月12日(現地時間)より再開すると発表したばかりの米大手ファストフードチェーン「McDonald’s(マクドナルド)」や『STARBUCKS(スターバックス)』に続き、〈Nike(ナイキ)〉がウクライナ軍事侵攻を受けてロシア市場から撤退することが明らかとなった。
ロシアの有力紙「Vedomosti(ベドモスチ)」は、ロシアで〈Nike〉ブランド店舗37店を展開する「IRG(インベンティブ・リテール・グループ)」が社員に宛てた書簡を引用し、〈Nike〉は同社とフランチャイズ契約を延長しないことを既に決定しており、ロシア国内での新たな契約にも応じない予定だと報じた。さらに、同紙によると、本ブランドは予見可能な将来にロシア向け商品供給を確保できず、「IRG」が在庫を切らした時点でブランド店の閉店を余儀なくされるとのこと。