Meta が2024年までに初代 AR グラスを発売か
『スタートレック』のようにメガネで通信可能に?
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2021年末、イニシアチブ “Project Nazare”に基づく初代ARグラス(メガネ型の拡張現実デバイス)を発売すると米「Meta(メタ)」(旧:「Facebook(フェイスブック)」)。発表当時、具体的なリリース時期は明らかにされていなかったが、第1世代の製品が2024年までに登場する見通しであるとの噂が浮上している。
『The Verge』によると、「Meta」の創設者でありCEOのMark Zuckerberg(マーク・ザッカーバーグ)は、「Apple(アップル)」のiOSや「Google(グーグル)」のAndroidに依存しないARメガネを作成することを望んでおり、“メガネの動作に必要なコンピューティング処理の一部を肩代わりする、ワイヤレスの電話型デバイス”を付属する予定とのこと。しかしながら、ゼロから独自OSを作成することは「Meta」社であれど難しかったようで、デバイス用OSは「Google」のFucshiaを、ARグラス用OSはAndroidシステムをベースに開発中だと伝えられている。
フロントカメラやステレオオーディオを搭載した『スタートレック』風のこのARグラスは、他のユーザーのホログラム(立体画像)との通信が可能となる。Zuckerbergは、現存するビデオ通話よりも没入感のある、魅力的な体験を人々に提供できると考えているようだ。