藤原ヒロシらが審査員を務めるウクライナ支援のためのデザインコンペを開催中
HFやダニエル・アーシャム、エイドリアン・ジョフィーらの審査を通過した100作品をNFTとして販売し、収益は全てウクライナへの寄付に
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グローバル・デザインコンペティション・プラットフォーム『PROSPECT 100(プロスペクト 100)』が、ロシアによる侵攻が続くウクライナへの支援を目的としたデザインコンペティションを3月26日(現地時間)まで開催中だ。
『PROSPECT 100』は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック下に、世界中のクリエイター同士のコミュニティーを形成するために設立されたグローバル・デザインコンペティション・プラットフォーム。このプラットフォームで開催されるコンペティションには誰でも無料で参加でき、自身の作品を著名なクリエーターに審査してもらえるのが魅力となっている。
現在開催中のコンペティションでは、ウクライナのデジタル変革省が用意した25種類のニュースソース(*例えばニューヨークでの反戦デモの映像など)をもとに製作したデジタルアート作品を募集中。応募作品は藤原ヒロシをはじめ、Daniel Arsham(ダニエル・アーシャム)、〈COMME des GARÇONS(コム デ ギャルソン)〉および『DOVER STREET MARKET(ドーバー ストリート マーケット)』CEOのAdrian Joffe(エイドリアン・ジョフィー)、世界的なグラフィックデザイナーのDavid Carson(デヴィッド・カーソン)やStefan Sagmeister(ステファン・サグマイスター)といった豪華なクリエーター陣による審査が行われる。審査を通過した作品100点は同省によってNFTとして販売され、その収益はすべてウクライナ軍と民間の市民に寄付されるとのこと。
本コンペティションは、3月26日23:59(現地時間)まで作品の応募を受付中。詳細については『PROSPECT 100』の公式サイトでご確認を。