Bored Ape Yacht Club から新たな暗号通貨 ApeCoin が登場
まずはモバイルゲーム『Benji Bananas』内のトークンとして導入される

アメリカ・ロサンゼルスを拠点とするレストラン経営者 Andy Nguyen(アンディ・グエン)が、購入したNFTを使ってポップアップレストランをオープンさせることでも話題を集めている“Bored Ape Yacht Club(以下BAYC: ボアード エイプ ヨット クラブ)”。そんな世界的に人気なNFTコレクションから、ApeCoin(APE)と呼ばれる暗号通貨がリリースされた。
このApeCoinは、“BAYC”を展開するアメリカの企業「Yuga Labs」から独立しており、自立分散型コミュニティ「ApeCoin DAO」によって運営され、「APE Foundation」と呼ばれるスチュワードチームが管理および推進を行う。総供給量は10億枚と限定されており、このうち15%は「Yuga Labs」が保持し、14%は立ち上げの貢献者に、8%が「Yuga Labs」の創設者に、1%がチンパンジーの生息地の保護団体「Jane Good all Legacy Foundation」に寄付される。さらに、現在の“BAYC”およびMutant Ape保有者は、総割り当ての15%を受け取り、総供給の47%は「Ape Ecosystem Fund」の一部として順次一般公開される模様。
ちなみに、最初は「Animoca Brands(アニモカ・ブランズ)」によるアクションアドベンチャーモバイルゲーム『Benji Bananas』内のトークンとして導入されるようで、今後は「Yuga Labs」が2022年内に提供予定の“Play-to-Earn(P2E: 遊んで稼ぐ)”のゲームをはじめとする新製品にも用いられるとのこと。なお、この売り上げは「Yuga Labs」によるデジタルおよび物理的なプロジェクトの資金として使用される。その他の詳細が気になる方は、こちらからチェックしよう。
For more details, visit https://t.co/NcDUHj0w6u.
— Bored Ape Yacht Club (@BoredApeYC) March 16, 2022