フットボール・イタリア代表が adidas とパートナシップ契約を締結
〈PUMA〉との約20年にわたるパートナシップに幕を下ろす

3月9日(現地時間)、「FIGC(イタリアサッカー連盟)」は〈adidas(アディダス)〉との長期的なパートナーシップ契約を締結したことを正式に発表。今回の決定によって、「FIGC」は2002年から約20年にわたって継続していた〈PUMA(プーマ)〉との契約を解消することになる。
今回の契約の詳細については明かされていないものの、『Footy Headlines』が公開したレポートによると、〈PUMA〉がこれまで「FIGC」に年間1,900万ユーロの契約金を支払っていたのに対し、〈adidas〉は年間で2,300万ユーロ〜3,500万ユーロを支払う予定だという。なお、この契約は2023年1月から適応されるため、今年の11月に開催予定の「2022 FIFAワールドカップ カタール大会」にイタリア代表チームが出場する場合は、選手たちは〈PUMA〉製のユニフォームを着用することになる。
〈adidas〉のCEOであるKasper Rørsted(カスパー・ローステッド)は、今回の契約について以下のような声明を発表した。「私たちはFIGCとの長期的なパートナーシップを発表できることを大変誇りに思います。DFB(ドイツ)、RFEF(スペイン)、AFA(アルゼンチン)、RBFA(ベルギー)などと並び、現在最も成功しているフットボールのナショナルチームの1つが我々の国際連盟のポートフォリオに加わることに興奮し、これから共に何が達成できるか楽しみにしています」