Apple 創業時から1997年まで使われたレインボーロゴが米の新店舗限定で復活
ニュージャージー州の新店舗『Apple American Dream store』のオープンを記念して
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「Apple(アップル)」は、12月3日(現地時間)にニュージャージー州に建設された米国で2番目に大きいショッピングモールで『Apple American Dream store』をオープンする準備をしている。その店舗は最新の「Apple」ストアデザインを踏襲し、同様のレイアウトになると予想されているが、最も興味深いのは新しく採用されたロゴのデザインだ。
「Apple」のウェブサイトに掲載された新店舗に関する発表には、1976年の創業から1997年まで使用されたクラシックなレインボーカラーのロゴに新しい解釈を加えたものが示されている。お馴染みの林檎マークに3Dエフェクトを与え、「Apple」の形を包み込むように見えるスパイラル状のレインボーカラーで、クラシックロゴの現代版とも言える。このデザインは長年の「Apple」ファンにとってノスタルジックな雰囲気を与えつつ、新鮮でモダンな印象を加えている。
しかし「Apple」がその古典的な色のロゴを復活させたのはこれが初めてではない。2021年のiMacのリリースの時は、そのカラフルなカラーバリエーションを宣伝するために、少し異なる色でレインボーロゴを復活させていた。これらの色の不朽のパワーと、Appleを連想させる色との結びつきは、このロゴがいかに強いものかを示していると言えるだろう。このロゴデザインは新店舗のためのテンポラリーなものに過ぎないが、今後の「Apple」の新しい方向性を予感させるようなイメージは、何らかの変化やイノベーションを期待せずにいられない。