ブルックリン・ネッツの渡邊雄太がスリーポイント率で現在 NBA 首位
フィールドゴール成功率でもトップ5に入り大活躍
8月にNBAブルックリン・ネッツと無保証のキャンプ契約を結び、2022-23年シーズンをスタートさせた渡邊雄太の活躍が目覚しい。スリーポイント率でリーグトップとなり、米メディアから「ネッツの秘密兵器」「NBAで最も効率的な選手」などと絶賛されている。
11月20日(現地時間)に行われたNBAのレギュラーシーズン、メンフィス・グリズリーズとホームで対戦したブルックリン・ネッツは127-115で勝ち2連勝、通算8勝9敗となった。渡邊は約24分間の出場で16得点、3リバウンド、3アシストをマークし、特に第4クォーターでは4連続でスリーポイントシュートを成功してみせた。
本稿執筆時点(11月22日)で今シーズンの渡邊は、57.1%のスリーポイント成功率と78.3%のフィールドゴール成功率を記録。スリーポイント率は全体1位、フィールドゴール成功率では5位である。このフィールドゴール成功率(effective Field Goal percentage)とはオフェンスの評価をする際に用いられる指標のひとつとされ、フィールドゴールと3Pシュート分の付加価値を加味した値とされる。彼の最初のNBAシーズンのスリーポイント率は平均35.2%であったことを考えると驚異的な伸びで、この活躍に本場アメリカのNBAファンたちもざわつき始めているようだ。
11月に入ってすぐ、ブルックリン・ネッツはヘッドコーチのSteve Nash(スティーブ・ナッシュ)の退任を発表。代わりにJacque Vaughn(ジャック・ボーン)が指揮を執るようになって以降ネッツの戦術に劇的な変化が現れ、それが渡邊に好影響を与えているようだ。『Twitter』でシェアされた以下の映像でその活躍ぶりを確認しよう。
1プレイずつやってたらまるで追いつかなかったので第4Qここまでの #渡邊雄太 の活躍をまとめてどうぞ!@wacchi1013 @BrooklynNets #NetsWorld #NBA #NBAjp pic.twitter.com/AQHnYelKew
— NBA Japan (@NBAJPN) November 21, 2022
“That was a team effort… We’re getting better every day.”@wacchi1013 spoke with @Meghan_Triplett following the win ⤵️ pic.twitter.com/U3VQrMraP9
— Brooklyn Nets (@BrooklynNets) November 21, 2022