Apple の新型 Mac Pro はフルスペックで定価1,000万円超えか
「Apple」史上最強の性能を持つM2 Extremeチップが搭載との噂
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「Apple(アップル)」は現在展開しているMacシリーズにおいて、ほとんどのモデルで「Intel(インテル)」製チップから自社の独自設計チップ Apple Siliconへの移行を完了している。しかし、その中でMac ProのみがApple Siliconを搭載していないままだ。2023年初頭のリリースが見込まれる新型 Mac Proについて、アナリストが興味深い予想を述べている。
これまで数々のリーク情報を発信してきた米ビジネス情報誌『Bloomberg(ブルームバーグ)』の記者 Mark Gurman(マーク・ガーマン)によると、「Apple」は現在14インチと16インチのMacBook Pro、Mac mini、そして全く新しいMac Proのアップデート版を準備しているという。MacBook ProはM2 Pro搭載モデルとM2 Max搭載モデルの2つがラインアップし、後者には高性能コア8個と高効率コア4個からなる12コアCPUと、38コアGPUが搭載されるとのこと。また、両モデルともRAM(ランダム・アクセス・メモリ)は最大64GBに対応しているようだ。
新しいMac miniに搭載されるM2チップは、今年6月に登場した13インチのMacBook ProとMacBook Airに備えられているものと同じとのこと。そして注目の新型 Mac Proは、「Apple」史上最強の性能を持つM2 Extremeチップが搭載される模様。このチップは最大48コアのCPU、最大152コアのGPU、そして最大256GBのRAMに対応すると言われている。また、24コアCPU、76コアGPUのバージョンも展開されるらしい。価格については明言していないものの、現行のMac Proは最小構成で66万2,800円、最高構成で714万4,800円(税込)となっているため、新型はプルスペックだと定価1,000万円を超えるのではないか、と予想されている。