ローガン・ポールが数十億円と噂されるメイウェザー戦の報酬を一銭も受け取っていないと主張

昨年6月に行われた人気 YouTuber Logan Paul（ローガン・ポール）とボクシング元世界5階級制覇王者 Floyd Mayweather（フロイド・メイウェザー）による異色のエキシビションマッチ “Bragging Rights（自慢する権利）”。世界中のボクシングファン（と両者のアンチ）が見守る中、8ラウンドを戦って引き分けという大方の予想を覆す結果に。また、この試合で彼らが受け取るファイトマネーの金額は公式には公表されなかったものの、生涯遊んで暮らせるだけの莫大な報酬を得たであろうことも注目された。しかし、先日Paulが自身のSNS上でこの試合の報酬を「一銭も受け取っていない」と主張したことが話題となっている。

過去に報道された記事によると、Paulはこの試合で基本給として25万ドル、それに加えてペイパービュー収益の10％を受け取り、総額で約2,000万ドル（約23億円）の報酬を得たと噂されている。しかし先日彼は『Instagram』のストーリーで「この試合の報酬をMayweatherから一銭も受け取っていない」と主張し、その後自身の『Twitter』に以下のようなコメントを投稿。「ああ、あの汚い小ネズミ（Mayweather）はまだ俺に金を払っていないからな（笑）。もう6カ月になる。でも心配するなFloyd Mayweather、KSI（*英国出身のYouTuber/ラッパー/ボクサー）と俺はお前が俺から盗んだ金とそれ以上のものを取り戻しに行くんだ。1月4日にね」

PaulはKSIとこれまで過去に2度対戦したことがあるため（1度目は引き分け、2度目は敗北）、このメッセージが投稿された後、1月4日に再びエキシビジョンマッチの発表があるだろうと多くのフォロワーが予想していた。しかし1月4日当日、PaulはKSIをビジネスパートナーに迎え、新たなドリンクブランド「Prime（プライム）」のローンチを発表。Paul曰く、「Prime」はあらゆるライフスタイルに対応できる素晴らしいハイドレーションドリンクだという。これ以上の詳細については本稿執筆時点では明らかになっていないため、今後の展開に期待しよう。

一方のMayweatherは、Paulの主張に対し、未だ沈黙を貫いている。

Yeah because the dirty little rat hasn’t paid me yet lol. It’s been 6 months.

but no worries @Floydmayweather, @KSI and I are going to make back the money you stole from me & more. January 4 pic.twitter.com/0G8SZ960IM

— Logan Paul (@LoganPaul) January 2, 2022

From rivals to business partners, @KSI and I are proud to bring you Prime Hydration :) pic.twitter.com/SWsV1VeKCr

— Logan Paul (@LoganPaul) January 4, 2022