コーラとコーラ ゼロの味の違いを認識しているのは舌ではなかったことが判明
なんと胃腸が“無糖”と“糖類入り”の違いを認識しているとのこと
2021年7月、Coca-Cola Zero Suger（コカ・コーラ ゼロシュガー）の新しいレシピを発表したアメリカの「Coca-Cola」。ノースカロライナ州に位置するデューク大学は1月初旬、糖類を一切含まないこのドリンクにまつわる驚きの研究結果を発表した。
オリジナルの味わいにより近づけたと公表されているものの、海外のコーラフリークたちから、その味わいの違いは比べるまでもないと指摘されていた新作のCoca-Cola Zero Suger。そんな中、デューク大学は、このドリンクを通して、人間がどのように味わいの違いを判断しているのかを研究。それによると、砂糖と人工甘味料の違いを認識しているのは、舌ではなく、なんと胃腸管であることが判明したそうだ。
具体的に言うと、人間はCoca-Cola Zero Sugerを飲み込んだ際、胃と腸にある神経鞘細胞が“このドリンクに含まれているのは砂糖ではなく人工甘味料だ”と脳に信号を送る。そして、その信号を受け取った脳内の迷走神経がわずか100万分の1秒でオリジナルとの味わいの違いを判断しているとのこと……。
