TIME 紙が2021年版“世界で最も影響力のある100人”を発表
日本からは大坂なおみ、大谷翔平、隈研吾の3人が選出

2021年もあと3カ月を残す中、早くもアメリカの老舗ニュース情報誌『Time Magazine』が“世界で最も影響力のある100人”の2021年版を発表した。今年で18回目を迎えたこの栄誉あるリストは、政界、スポーツ、文化、エンターテインメントなど分野を絞らず世界中で活躍する人々が選出。リストは“ICONS”、“PIONEERS”、“TITANS”、“ARTISTS”、“LEADERS”、“INNOVATORS”の6カテゴリーに分けられており、本稿では掻い摘んでご紹介したい。
イングランドのPrince Harry(ヘンリー王子)とMeghan, Duchess of Sussex(メーガン妃)のカップルが“ICONS”で選出され、7種類あるスペシャルエディションの表紙にも抜擢。2人が揃って雑誌の表紙を飾るのは初とのことで、ロイヤルファミリーファンの方々であれば是非ともゲットしたいところだろう。また、同カテゴリーには12人が名を連ねているが、その中には3年連続選出の大坂なおみとロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平の顔も。
“ARTISTS”では、〈Supreme(シュプリーム)〉のボックスロゴの元ネタで知られるBarbara Kruger(バーバラ・クルーガー)や、カントリー界の異端児 Kane Brown(ケイン・ブラウン)、アメリカのTV番組『Saturday Night Live(SNL、サタデー・ナイト・ライブ)』のキャスト Jason Sudeikis(ジェイソン・サダイキス)、Lil Nas X(リル・ナズ・X)らが揃い踏み。大物揃いの“TITANS”には、「Apple(アップル)」のTim Cook(ティム・クック)をはじめ、バトルシリーズ『VERZUZ(ヴァーサス)』を主宰するティンバランド(Timbaland)とSwizz Beatz(スウィズ・ビーツ)の2人、NFLのスタープレーヤー Tom Brady(トム・ブレイディ)といった面々が選ばれている。そして、“INNOVATORS”としてElon Musk(イーロン・マスク)やJensen Huang(ジェン・スン・ファン)と共に、「新国立競技場」を手掛けた建築家・隈研吾が選出されているのは見逃せない。
名前と顔を眺めるだけでも2021年を振り返った気になれる“世界で最も影響力のある100人”の全リストは、英文にはなるがこちらからご確認を。