Kanye West が手掛けた Nike Air Yeezy 1 のテストサンプルモデルが初公開
NBAの“スニーカーキング”ことPJ・タッカーが購入を検討中との噂
Kanye West（カニエ・ウェスト）が手掛けるスニーカーといえば、〈adidas（アディダス）〉とのパートナーシップで展開している〈YEEZY（イージー）〉シリーズがおなじみだが、過去に〈Nike（ナイキ）〉とチームアップしていたことは『HYPEBEAST』の読者ならご存じだろう。彼が〈Nike〉とのコラボレーションによって生み出したAir Yeezy 1、Air Yeezy 2の2モデルは、今もスニーカーフリークの間では伝説のモデルとして語り継がれている。そんなAir Yeezy 1の貴重なテストサンプルモデルが、このたび初公開された。
Air Yeezy 1は、今年4月にブラックカラーのPrototypeが『Sotheby’s（サザビーズ）』のオークションに出品され、180万ドル（約1億9,500万円）というスニーカー史上最高落札価格を記録したことを覚えている方は多いのではないだろうか。今回発見されたのは、そんなレアモデルの中でもさらに希少なテストサンプルモデル。一般的にテストサンプルモデルとは、そのスニーカーが製品として世に流通する前に、色や構造、耐久性などをテストするために制作されるもの。このモデルは基本的にはブランド側で保管するか、もしくは破棄されてしまうため、通常は市場には出回らない貴重品だ。
今回発見されたAir Yeezy 1のテストサンプルモデルは、製品版のアッパーに付属しているストラップがないことが大きな特徴だ。これは本モデルを公開したリークアカウントによると、Yeがストラップがない状態をするために切断したそう。そのビジュアルを確認すると、アッパーの大部分はホワイトのスムースレザーとパンチングレザーで構成されており、マッドガードにグレーのスエードとライトブルーのレザーを配し、ライニングにショッキングピンクという絶妙な素材/色使いの1足に。さらにヴィンテージを彷彿とさせる日焼けしたようなクリームカラーのアウトソールが採用され、スニーカーヘッズも納得のデザインに仕上がっている。
本モデルは現在のところオークション等で販売する予定はないようだが、NBAの“スニーカーキング”の異名を持つP.J. Tucker（PJ・タッカー）が狙っているとの噂が浮上。果たして彼がいくらで購入するか気になるところだが、まずは上のフォトギャラリーでそのディテールをチェックし、続報を待っていよう。
