HEINZ が個袋のトマトケチャップを最後の1滴まで絞り出せる“世紀の発明品”を開発
「ケチャップファンの皆様、もうこれ以上ケチャップを無駄にすることはありません！」
もはや代名詞にもなっているケチャップ界の雄こと「HEINZ（ハインツ）」が、“世紀の発明品”を開発したそうなのでご紹介したい。
「HEINZ」といえば、あの逆さボトルと共に使い切り用の個袋タイプ（パケット）が看板商品であるが、今回の発明品は後者に関係するプロダクトで、その名もPacket Roller。もうこの時点でお気付きだろうが、中身が残りがちなパケットの最後の1滴までを絞り出すためだけのプロダクトである（使用方法は下記参照）。形はケチャップボトルを模しており、サイズはキーホルダーほど。価格は5.70ドルで、現在「HEINZ」のUS版公式オンラインストアと、ピッツバーグにあるサンドウィッチの名店『Primanti Bros.（プリマンティ・ブラザーズ）』で販売されている。
My fellow sauceteers, the time has come! Achieve 100% sauce extraction for 100% sauce satisfaction with the HEINZ Packet Roller, which is now available at https://t.co/guJp77igs6. Supplies are limited.
𝐸𝒻𝒻𝒾𝒸𝒾𝑒𝓃𝓉𝓁𝓎,
𝐻.𝒥. 𝐻𝑒𝒾𝓃𝓏 pic.twitter.com/XJTYgsjK40— H.J. Heinz & Co. (@HeinzTweets) September 15, 2021
“世紀の発明品”は少々大袈裟な謳い文句だと思うかもしれないが、同社のブランドディレクター Ashleigh Gibson（アシュリー・ギブソン）はPacket Rollerについて以下のようなアツいコメントを発表している。「パケットからケチャップを1滴も残らず絞り出すのは簡単なことではありません。ケチャップファンの皆様、もうこれ以上ケチャップを無駄にすることはありません！私たちは、皆様が最後の1滴を二度と無駄にすることがないようにPacket Rollerを開発したのです」
なお、アメリカでは数カ月前に新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響から「HEINZ」のパケットが深刻な品薄状態となっており、今回のPacket Rollerの開発はこの背景が大きく関係しているだろう。日本での取り扱いに関しては不明だが、もし販売されるのであれば手に入れたいものである。
