Kanye West のニューアルバム『DONDA』効果で YEEZY の需要が347%も急増
当然の如く(?)またもリリース日が延期へ

世界中のファンがその発売を待っているKanye West(カニエ・ウェスト)の10thアルバム『DONDA』。本アルバムは当初7月23日(現地時間)に発売(配信)が予定されていたものの、8月7日(同時間)に変更され、その後8月15日(同時間)になったかと思いきや、本稿執筆時点では8月22日(同時間)リリースと予告されている。もはや発売日を信用している方はいないと思われるが、なんとこの度重なる延期が原因で、直近の数カ月でKanyeが手掛ける〈YEEZY(イージー)〉の需要が急増したことが調査によって明らかになった。
報道によると、アナリストが最近の「Google」の検索データを調査したところ、多くの人々が〈YEEZY〉のフットウェアやアパレルに興味を持っていることがわかったという。Kanyeが『DONDA』の発売を予告してから、アメリカ・アトランタの『メルセデス・ベンツ・スタジアム』で2回にわたって行われたリスニングパーティーを経て、数回の発売延期を発表した結果、〈YEEZY〉の需要が以前と比べると347%も増加しているようだ。アナリストによると、先述のイベントの演出やKanyeがスタジアム内に住み込みで制作を行なうなどの話題が報じられるたびに人々の『DONDA』への期待は高まっていったものの、肝心のアルバムが一向に発売されないため、彼らの興味の矛先が〈YEEZY〉へと向かったと分析されている。また、Kanyeは意図的にHypeをつくり出し、大衆の心理を巧みに操作しているのではとも言われている。
Kanye Westの10thアルバム『DONDA』は、先述の通り8月22日(現地時間)より『Apple Music』にてリリース予定。今度こそ発売されることを期待したいが、Kanyeの思惑通り(?)にまた延期となってしまうのだろうか……。