Twitter が初の NFT 作品を発行
ファーストドロップは140種類のデジタルアート作品
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6月30日(現地時間)、『Twitter』が初の“NFT(Non-Fungible Token)”作品を発行することを発表した。
昨今さまざまな分野でNFTが注目されているのは、『HYPEBEAST』の読者であれば周知の事実だろう。今年3月に『Twitter』の共同創設者兼最高経営責任者(CEO)のJack Dorsey(ジャック・ドーシー)が2006年に呟いた“最初のツイート”がNFTとしてオークションに出品され、約291万ドル(約3億1,600万円)で落札されたのも記憶に新しいところ。現在、世界中でさまざまな著名人やビジネスリーダー、アーティスト、クリエイターらがSNS上でNFTを話題に挙げており、そのツイート数は2021年だけで2,900万を超えると言われている。このようにユーザーのNFTに対する関心が高まっている時流を受けて、『Twitter』は同テクノロジーを用いたアート作品の発行を決断したようだ。
同社は6月30日(現地時間)の発表後、NFTオンラインマーケットプレイス『Rarible』でデジタルアート作品を公開し、興味があるユーザーに今回の作品を無料で配布すると宣言。ユーザーは以下のツイートに返信することで、140種類ある作品の中から1つを手にするチャンスを得られる(現在は終了)。
140 free NFTs for 140 of you, besties pic.twitter.com/0Pm0tNhIRg
— Twitter (@Twitter) June 30, 2021
日本では、7月1日(水)に『Twitter Japan』の公式アカウントから以下のツイートが投稿された。この投稿に返信したユーザーの中から抽選で20名に、『First Born』と称されたNFT作品がプレゼントされる。
Twitter、NFTはじめました!
プレゼントすると言ったら…欲しい人いますか? https://t.co/tYyFHc9H56— Twitter Japan (@TwitterJP) July 1, 2021
『Twitter』がこれからNFTをどのように活用していくのか、本稿執筆時点では詳細は明らかになっていない。興味は尽きないが、今後の展開に期待しつつ同社からのアナウンスを待っていよう。