村上隆がメインプログラムアーティストを務める六本木アートナイト2021が開催
村上氏の選んだモチーフは『ドラえもん』
![村上隆がメインプログラムアーティストを務める六本木アートナイト2021が開催 ドラえもん](https://image-cdn.hypb.st/https%3A%2F%2Fjp.hypebeast.com%2Ffiles%2F2021%2F07%2Ftakashi-murakami-roppongi-art-night-2021-1.jpg?cbr=1&q=90)
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“六本木アートナイト2021”が9月23日(木・祝)~9月26日(日)の期間で開催される。2009年3月にスタートした“六本木アートナイト”は、六本木の街全域にわたり、インスタレーション作品、音楽やパフォーマンス、トークなどのコンテンツを発信する都市型アートフェスティバルであり、リアル/デジタルでのハイブリッド開催を予定する今年は、メインプログラムアーティストに村上隆を招聘。
今回、村上氏の選んだモチーフは『ドラえもん』。これまでにも『ドラえもん』作品を制作してきた村上氏だが、今回の“六本木アートナイト”では、過去最大級のバルーン作品が登場する。加えて、MADSAKIや細川雄太ら村上氏のキュレーションによるアーティストも『ドラえもん』をテーマに作品に取り組むという。“六本木アートナイト2021”について、村上氏は以下のようにコメントしている。
東京って、めっちゃ外国から見てメガロポリスです。もう、リアルブレードランナー的メトロポリス。美少女ロボット街ん中歩いてるでしょ的な。で、その街のアートって何がリアル?って考えると、ズバリ漫画です。日本のアートは漫画。でも西欧式のアートもある。そのフュージョン、コラボで、何が1番良いかな、と問うと、僕的には『ドラえもん』がベストと思いました。なぜかと言うと、世界の地質学的に受ける温度差、微妙なズレが最高だと思ってます。前にUNIQLO(ユニクロ)のコラボで僕のお花と『ドラえもん』やったとき、アジアからのお客様から見ると、あー!やっぱ本場日本、わかってる!ドラえもん!かわいい、カッコいい!!アートとコラボ!となるが、西欧だと、村上が例のお花と日本式キャラのコラボってなんかわかんないけど良いね!みたいな。その温度差、理解の順番の差を梃子にして、現代における求められてるアートの形を具体的に提示するのが本企画です。六本木アートナイト。今年はズバリ日本の人と言うよりは、海外からのお客様目線で攻めますので、どーなんだろな?まぁ、見てみてください
さらなる詳細は公式サイトからチェックしよう。
六本木アートナイト2021
会場:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース、YouTubeチャンネル『RAN TV』
会期:9月23日(木・祝)~9月26日(日)