日本代表 FW 古橋亨梧がスコットランドの名門セルティックに電撃移籍
2021シーズンのJ1暫定得点王が満を持して海外初挑戦
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現在Jリーグで3位と好調を見せるヴィッセル神戸を攻撃面で牽引し、日本代表としても将来が期待されるFW 古橋亨梧が、スコットランド・プレミアリーグの名門セルティックに移籍することが電撃発表された。
現在26歳の古橋は中央大学時代、全日本大学選抜に選出されるほどの実力だったがJ1クラブからは声が掛からず、プロ入りを諦めようとしていたギリギリのタイミングでJ2のFC岐阜に内定。1年目ながら全試合スタメン出場かつ5試合連続ゴールなどの活躍ぶりを見せ、2年目の2018年にヴィッセル神戸へ移籍。当時、同クラブには元スペイン代表 Andrés Iniesta(アンドレス・イニエスタ)とDavid Villa(ダビド・ビジャ)、元ドイツ代表 Lukas Podolski(ルーカス・ポドルスキ)らが在籍しており、世界トップレベルを直に感じ取れる環境に身を置いていたこともあってか才能が開花し、94試合41得点とゴールを量産(今シーズン暫定得点王)。そして、クラブでの実力が認められ2019年からは日本代表にも選出されるようになり、これまでに6試合3得点2アシストをマークしている。
古橋にとって初の海外挑戦となるセルティックは、かつて中村俊輔が所属していたことでも知られる1887年設立の名門中の名門。国内のリーグ優勝回数は51回で、2011-12シーズンから2019-20シーズンまではリーグ9連覇を達成。さらに、22年前の1998-99シーズンまで遡ってもリーグ最低順位が2位という強豪である。なお、監督は先月まで横浜F・マリノスを率いていたAnge Postecoglou(アンジェ・ポステコグルー)で、Jリーグ時代に古橋の実力を目の当たりにしていたことから獲得を希望したと思われる。
今後、現地でのメディカルチェック等を経て、正式契約が結ばれるとのこと。現地では同じ日本人ということもありレジェンド Nakamuraと比較されてしまうかもしれないが、自慢の快速と攻撃力を武器に『Celtic Park(セルティック・パーク)』でサポーターを唸らせてほしい。
古橋亨梧選手のスコティッシュ・プレミアシップに所属するセルティックFCへの完全移籍について、クラブ間での基本合意に達しましたので、お知らせします。https://t.co/9wlbgm0dHv#VisselKobe and @CelticFC have agreed to the transfer of @Kyogo_Furuhashi. #ヴィッセル神戸 pic.twitter.com/4xp3q6dIlY
— ヴィッセル神戸 (@visselkobe) July 16, 2021