Suntory のウイスキーが2022年4月出荷分から一部値上げに
「響」「山崎」などの人気国産ブランドは最大28%の値上げとなる予定

日本が誇る飲料品メーカー「Suntory(サントリー)」が、同社の主力製品である国産および輸入ウイスキーの一部ブランドの価格を、2022年4月出荷分より改定することを発表した。
近年ウイスキー市場は国内外で拡大を続けており、「Suntory」は消費者からの需要の増加に伴って蒸溜釜や貯蔵庫の増設などの積極的な設備投資を行ってきたものの、一部商品については充分な供給が行われていない状況が続いていた。同社は今後も生産設備の増強などの安定供給に向けた取り組みを強化するため、今回の価格改定に踏み切ったようだ。
価格改定の対象となるのは、国産ブランドでは「響」「山崎」「白州」「知多」、輸入ブランドは「ザ・マッカラン」「グレンフィディック」「ザ・バルヴェニー」「タラモアデュー」といった全8ブランド計31品目となる。特に人気の国産ブランドは最大28%の値上がりとなる模様。輸入ウイスキーについては、FOB価格(“Free On Board(本船渡し)”の略。現地の製品価格に積出港までの運賃を含んだ価格)の上昇が続いている商品を対象に、価格改定を実施するという。なお、実施日は2022年4月1日(金)となる予定だ。詳細については、こちらからご確認を。