Rihanna が母国バルバドスから“国家英雄”の称号を授与される
“Rihanna Day”が存在するバルバドスにおいて、名実ともに“National Hero”に

約280,000人が暮らすカリブ海に浮かぶ島国バルバドスは11月29日(現地時間)、女性大統領 Dame Sandra Mason(デイム・サンドラ・メイソン)が国家元首となり、長らく続いたイングランドのQueen Elizabeth II(エリザベス女王2世)を元首とする立憲君主制から共和制に政治体制を移行。この日、首都ブリッジタウンではMason氏の就任記念式典が行われたのだが、あわせてビッグイベントも催された。
それは、同国出身の歌姫 Rihanna(リアーナ)への“National Hero(国家英雄)”の称号授与。Rihannaはバルバドス人の父とガイアナ人の母の間に生まれ、16歳で名門ヒップホップレーベル「Def Jam Recordings(デフ・ジャム・レコーディングス)」と契約し渡米するまでブリッジタウンで暮らしていた生粋のバルバドス人。彼女のアーティストとしての活躍ぶりは早くからバルバドスに轟いており、2008年に名誉文化大使に選ばれると、2018年には教育・観光・投資の特命全権大使にも任命。さらに、2月22日が“Rihanna Day”に制定されるなど、同国出身のアーティストとして半ば神格化された存在である。
“National Hero”が授与されるのはRihannaが11人目で、女性としては2人目。首相 Mia Mottley(ミア・モトリー)は式典で、Rihannaのヒット曲 “Diamonds”になぞらえた言葉を贈っている。「あなたがこれからもダイヤモンドのように輝き続け、言葉や行動によって祖国に栄誉をもたらし、どこにいても評価を高めていってくれることを祈ります」
名実ともにバルバドスの“National Hero”となったRihannaの姿は、以下の動画の3:39:00からご確認を。