UNDERCOVER RECORDS から札幌発のオルタナ・バンド the hatch の新作12インチレコードがリリース

〈UNDERCOVER（アンダーカバー）〉が2006年にスタートした音楽レーベル「UNDERCOVER RECORDS（アンダーカバー レコーズ）」から、札幌を拠点に活動するオルタナティヴ・ダンスバンド the hatch（ザ・ハッチ）の新作12インチレコード『Faith in Genome』が11月13日（土）にリリースされる。

「UNDERCOVER RECORDS」は発足当初、架空のバンドのピクチャーレコードやマーチャンダイズを製作していたが、2017年に実在するジャーマン・ロックバンド CAN（カン）のアナログレコードをリリースしたことを皮切りに、本格的に音楽レーベルとして始動した。2019年に東京ベースのDJ/コンポーサー MARS89の12インチ『The Droogs』を、2020年に「L.I.E.S. RECORDS」主宰のRon Morelli（ロン・モレリ）とKrikor Kouchian（クリコー・クーシアン）による12インチ『The Fallen Man』を発表している。

今回フィーチャーされるthe hatchは、ラテン、アフロ、現代ジャズやベースミュージックなどさまざまなジャンルを取り入れた音楽性を持つバンド。新作『Faith in Genome』のA面には、新曲の“Venom/Olvido”に加えて、オルタナティヴ・ロックバンド GEZANが主宰するレーベル「十三月」からリリースした1stアルバム『Opaque age』より“グレープフルーツ”を収録。B面には、ポルトガル・リスボン出身の奇才 DJ Nigga fox（DJ ニガ・フォックス）による“Venom/Olvido Remix”と、大阪を拠点に活動するバンド goat（ゴート）やbonanzas（ボナンザズ）のメンバーとしても知られる日野浩志郎のソロプロジェクト YPYが手掛けた“グレープフルーツ Remix”が収録されている。“Venom/Olvido Remix” は、原曲の攻撃的なリフをアフロ・ポリリズミックに解釈したテックベース、“グレープフルーツ Remix” はサウス・アフロハウス的なベースミュージックにアレンジされており、DJユースに最適な仕様に仕上がっている。また、ジャケットのアートワークは、プロダクションチーム『UNDERCOVER PRODUCTION』のメンバーであるアートディレクター 永戸鉄也が手掛けている点にも注目したい。

さらに、本レコードのリリースに合わせて製作されたカプセルコレクションも登場。レコードジャケットのアートワークを落とし込んだショートスリーブ/ロングスリーブTシャツやバンダナ、日本発のジッパーバックブランド〈Pake®︎（パケ）〉とのコラボジッパーバックなど全4アイテムがラインアップする。

the hatchによる新作12インチ『Faith in Genome』は、先述の通り11月13日（土）より〈UNDERCOVER〉の公式オンラインストアをはじめ、『UNDERCOVER 青山』『MADSTORE UNDERCOVER ラフォーレ原宿』『UNDERCOVER NOISE LAB 渋谷 PARCO』『UNDERCOVER 伊勢丹新宿メンズ』『UNDERCOVER 阪急メンズ東京』『UNDERCOVER GINZA SIX』『UNDERCOVER 梅田阪急メンズ』『UNDERCOVER 梅田阪急メンズ』『UNDERCOVER 仙台』『UNDERCOVER 金沢』『UNDERCOVER 名古屋』『UNDERCOVER 京都』のほか、『ZOZOVILLA』『Rakuten Fashion』で販売予定。価格は12インチレコードが3,300円、ショートスリーブTシャツが9,900円、ロングスリーブTシャツが13,200円、バンダナが4,180円、ジッパーバックが880円（全て税込）となる。

the hatch『Faith in Genome』
A1.Venom/Olvido
A2.グレープフルーツ
B1.Venom/Olvido （DJ Nigga fox remix）
B2. グレープフルーツ（YPY remix）