カール・ラガーフェルドの遺品が Sotheby’s のオークションに出品
カールが収集していたアート作品や〈Dior Homme〉のスーツなどのワードローブも販売予定
2019年2月に85歳でその生涯を閉じたファッションデザイナー Karl Lagerfeld(カール・ラガーフェルド)の遺品が、『Sotheby’s(サザビーズ)』を通してオークション形式で販売されることが明らかになった。
“KARL, Karl Lagerfeld’s Estate”と称された本オークションでは、フランスとモナコにあるKarlの邸宅から彼の遺品 1,000点以上が数回に分けて販売されるという。『Sotheby’s』は公式声明の中で、これらの遺品は単なるKarlの個人的な趣味で収集されたものではなく、彼の人生とキャリアのアンソロジーでもあると定義している。
“Part I”である第1回目のオークションは、モナコ公国の中心部に位置するリゾート施設「One Monte-Carlo」にて今年12月に開催される。今回はアートコレクターとしても有名だったKarlのコレクションの中から、John Baldessari(ジョン・バルデッサリ)やJoana Vasconcelos(ジョアナ・ヴァスコンセロス)、Jeff Koons(ジェフ・クーンズ)、村上隆などの作品をはじめ、ヴィンテージの家具やシルバーのカトラリーなどを出品。さらに、Hedi Slimane(エディ・スリマン)が手掛けていた時期の〈Dior Homme(ディオール オム)〉のスーツや〈Goyard(ゴヤール)〉のトランクなどの愛用品も含まれており、合計で443点のアイテムがラインアップする。
“KARL, Karl Lagerfeld’s Estate Part I”は、先述の通り12月3日〜5日(現地時間)に開催予定。出品アイテムの詳細については、『Sotheby’s』の公式サイトを確認しよう。