“2021年における世界で最もよく使われたパスワード Top 200”が発表
世界の第1位は“123456”で、日本の第1位は“password”
各種サービスやSNSのログインをはじめ、ネット社会に生きるわれわれとパスワードは切っても切り離せない関係にあるが、安全性の担保のため大文字・小文字を組み合わせた英字、数字、半角記号の有無など、その煩雑さから単純な文字列にしてしまう人は少なくない。現に、パスワード管理とサイバーセキュリティの専門企業「NordPass」が発表した“2021年における世界で最もよく使われたパスワードTop 200”ではそれが顕著に現れている。
堂々たる第1位は“123456”で、確認できただけでも1,000万人以上がこの安易すぎるパスワードを使用しているとのこと。続く第2位はまさかの“123456789”で、同様にシンプルに数字を羅列しただけのパスワードがTop 10に8つもランクインする結果に。興味深いのは第4位の“qwerty”で、一見すると複雑な文字列だが、実はキーボードの文字配列を左から打っただけである。
Top 10 most common passwords of 2021
1.“123456”
2.“123456789”
3.“12345”
4.“qwerty”
5.“password”
6.“12345678”
7.“111111”
8.“123123”
9.“1234567890”
10.“1234567”
「NordPass」のこちらの特設サイトでは国別の“最もよく使われたパスワードTop 200”を見ることができるので、気になる方はぜひチェックしてみよう。ちなみに日本の第1位は“password”で、イングランドでは“liverpool”や“arsenal”、“chelsea”といったフットボール関連のワードが上位にランクインしている。