“各アーティストがリリックで最も使用したワードマップ”を表示するサイト Repeeted をチェック
ザ・ビートルズ、マイケル・ジャクソン、スティーヴィー・ワンダー、ビリー・アイリッシュらは共通して「〇〇」が最頻出ワードに

ここ数日、一部の音楽好きたちの間で人気の“各アーティストがリリックで最も使用したワードマップ”を表示してくれる有能サイト『Repeeted』をご紹介。
本サイトは、22,119組にも及ぶアーティストたちが発表した985,119曲に登場する286,721,199語を対象に(本稿執筆時点)、アーティスト名を打ち込むだけでそれぞれが多用(リピート)してきたリリックのワードマップが表示されるという画期的サービス。一例を挙げると、Bob Dylan(ボブ・ディラン)は「well」が、2Pac(トゥパック)は「niggas」が、Nirvana(ニルヴァーナ)は「now」が最頻出ワードといった具合だ。
また、筆者が調べただけでもThe Beatles(ザ・ビートルズ)、Michael Jackson(マイケル・ジャクソン)、Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)、Madonna(マドンナ)、Coldplay(コールドプレイ)、Frank Ocean(フランク・オーシャン)、Ed Sheeran(エド・シーラン)、Billie Eilish(ビリー・アイリッシュ)ら時代/ジャンルを越え多くのアーティストが、共通して「love」が最頻出ワードとなっているのは興味深い。
ただ惜しいのが、『HYPEBEAST』になじみのあるKanye West(カニエ・ウェスト)、Drake(ドレイク)、Eminem(エミネム)、Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)、A$AP Rocky(エイサップ・ロッキー)、Lil Uzi Vert(リル・ウージー・ヴァート)らラッパーで検索してみると、ジャンルの性質上「yeah」「shit」「fuck」「bitch」といったワードばかりが表示されてしまう。だが、よく目を凝らして見るとEminemやKendrickのマップでは彼ららしいワードを発見できるので、気になった方はこちらから試してみてはいかがだろうか。
あわせて2019年時点で“最もボキャブラリーが豊富”だったラッパーランキングもチェックしてみよう。