マルタン・マルジェラがアントワープのギャラリーと契約し現代アーティストとしてデビュー

10月20日(現地時間)よりフランス・パリで行われる『FIAC 2021』で初の展覧会を開催予定

アート
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Maison Margiela(メゾン マルジェラ)〉(旧〈Maison Martin Margiela(メゾン マルタン・マルジェラ)〉)の創設者兼デザイナーであり、2008年に同ブランドを去ってからは公の場から姿を消していたMartin Margiela(マルタン・マルジェラ)が、ベルギー・アントワープを拠点とする現代美術ギャラリー『Zeno X Gallery(ゼノイクス・ギャラリー)』と契約を締結し、現代アーティストとしてデビューすることが明らかになった。

1980年代末〜2000年代を通して数々の衝撃的なコレクションを発表してきたMartinおよび〈Maison Martin Margiela〉のクリエーションは、現在もなお多くのクリエーターに影響を与え続けているのは周知の事実。Martinが現役を引退して以降もその評価はますます高まっており、2018年には本人がディレクションした回顧展 “MARGIELA GALLIERA 1989/2009”と“MARGIELA: The Hermès Years”が開催された。また、2019年にはMartinに関係する人物の証言を集めた映画『We Margiela マルジェラと私たち』が発表され、そして現在日本では本人が登場するドキュメンタリー映画『マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”(原題:Martin Margiela:In His Own Words)』が劇場公開中だ。

現役時代からメディアには一切顔を出さず、長い間その人となりやプライベートも謎に包まれていたMartinだったが、近年の展覧会の開催や映画の公開は、本人にとっては自身のキャリアを総括し、新たな活動への布石といった意図があったようだ。彼はファッションの世界から引退後は、絵画や彫刻などのアート作品の制作に没頭していたという。今回の発表についてMartinは『Artnet News』の取材に応じ、以下のようなコメントを発表している。「私は人生の非常に早い段階でファッションに夢中になり、可能な限りコンセプチュアルな方法でそれを表現することで、自身のビジョンを確立しました。しかし何年も経った後、私の(表現の)唯一の媒体である人体はあまりにも窮屈であると感じるようになり、そのシステムはとても息苦しいものになってしまったのです。私は創造的な表現を完全に自由にできる、より広いスペクトルを必要としていました。そして美術学校に通っていた少年としての自身のルーツを再発見し、(近年は)境界のない純粋な創造を楽しんでいました」

Martinは10月20日(現地時間)よりフランス・パリで開催される『FIAC(International Fair of Contemporary Art)2021』の会期中に、会場の1つである現地の美術館『Lafayette Anticipations』で作品数点をお披露目する予定だ。詳細は展覧会の公式サイトで確認しよう。

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