Hermès が7人のクリエイターとクラフツマンシップとの出逢いを追ったドキュメンタリーフィルム HUMAN ODYSSEY を制作
〈Hermès〉によるサヴォワールフェール(職人技)へのリスペクトが込められた全7作
1837年に馬具と鞍の工房として誕生した〈Hermès(エルメス)〉が、メゾンのアイデンティティーの1つでもある“旅”をテーマとした全7作から成るドキュメンタリーフィルム『HUMAN ODYSSEY ―それは、創造を巡る旅。―』を製作。その1作目が昨日10月15日(金)に公開を迎えた。
『HUMAN ODYSSEY ―それは、創造を巡る旅。―』は、異なる分野で活躍する7人のクリエイターと日本各地のクラフツマンシップの出逢いを追ったドキュメンタリーフィルム。エピソード1は書道家・新城大地郎と沖縄・宮古島の藍染職人、エピソード2は建築家・田根剛と滋賀・高島の大工集団「三角屋」、エピソード3はKing Gnuの井口理と北海道・二風谷でアイヌ文化を継承する人々、エピソード4はロボットクリエーター・高橋智隆と東京・江東で江戸時代から続く木造船の技術を受け継ぐ「佐野造船所」、エピソード5は写真家・木村和平と福井・越前で伝統と革新を繰り返す製紙所「長田製紙所」、エピソード6は料理人・目黒浩太郎と岩手・盛岡の400年続く南部鉄器の老舗「鈴木盛久工房」、エピソード7は俳優・池松壮亮と鹿児島・鹿児島の知的障がい者支援施設「しょうぶ学園」で、どの作品でもジャンルや時代を越えて生まれる共鳴の瞬間が捉えられている。総監督を務めたのは気鋭若手映画監督・奥山大史で、富樫渉(監督)、金田聡樹(監督)、蓮沼執太(音楽)、石田真澄(写真)らがその脇を硬めている盤石の布陣だ。
〈Hermès〉によるサヴォワールフェール(職人技)へのリスペクトが込められたショートフィルムは、11月26日(金)まで毎週金曜日に1作ずつ公開予定。どれも見応えある内容となっているので、まずは上記からエピソード1を観てみよう。また、特設ページも開設されているのでこちらからご確認を。