『バットマン』第1号が史上最高額となる約2億円超えで落札される
状態は新品同様の“9.4”という美品
映画『ダークナイト』の原作として知られる「DC Comics（DC コミックス）」の人気コミック『バットマン』シリーズ。アメリカ・ダラスを拠点とするオークションハウス「Heritage Auctions（ヘリテージ・オークションズ）」に1940年に創刊された『バットマン』第1号が登場。過去に150万ドル（約1億5,600万円）で取引された『ディテクティブ コミックス』27号を超える史上最高額の220万ドル（約2億2,800万円）で落札された。
今回、そんな史上最高落札額を叩き出したのは、元の持ち主が1979年に3,000ドル（約31万円）で購入したという1940年創刊の『バットマン』第1号。商品の状態は、評価・鑑定サービスを行う「Certified Guaranty Company（CGC）」いわく、新品同様の“9.4”という81年前のものとは思えない程の美品だという。「Heritage Auctions」の公式オンラインサイトでは「黄金時代のトップ5に入る第1号が、新品同様の状態でオークションに出品されたのはCGC史上初です」と声明文を発表している。また、『バットマン』第1号の象徴的な黄色の表紙は、経年劣化特有のシミやホコリの跡があるため、レプリカを制作するのは困難であることも付け加えた。
