中国・広州に世界最大規模のサッカースタジアムが建設中
「AFCアジアカップ 2023」に向けて完成予定

中国・広州で2023年に開催が予定されている「AFCアジアカップ 2023」に向けて、世界最大規模のサッカースタジアムが建設中であることが明らかになった。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が猛威を振るう中、去る4月16日(現地時間)にこのスタジアムの起工式が行われた。中国のプロサッカーリーグであるChinese Super League(中国サッカー・スーパーリーグ)に加盟するチーム Guangzhou Evergrande Taobao Football Club(広州恒大淘宝足球倶楽部)が総工費17億ドル(約1,832億円)を投じて建設するこのスタジアムは、10万席と162のVIPボックスを収容する。これは、現在世界最大のスタジアムとされているスペインのFCバルセロナの本拠地 『Camp Nou(カンプ・ノウ)』を超える規模であり、完成すれば地球上で最大のサッカースタジアムになるという。スタジアムの外観は、広州の愛称である“Flower City”にちなんで蓮の花から着想を得ているようだ。
このスタジアムを計画した不動産開発会社 「Evergrande Group(恒大集団)」のJiayin Xuは以下のようなコメントを発表。「広州恒大のスタジアムは新しい世界クラスのランドマークであり、中国サッカーを世界へと示す重要なシンボルとなるでしょう。私たちは2023年のアジアカップのオープニングセレモニーをここで開催したいと思っています」。なお、このスタジアムは2022年末までに完成となる見込みだ。