1990年代のヒップホップシーンを支えた米東海岸のカリスマラッパー Craig Mack が死去
46歳という若さでの旅立ちにDiddyやEminemもInstagram上で#RIPCraigMackのハッシュタグを添えて反応
レジェンドラッパーのThe Notorious B.I.G.(ノトーリアス・B.I.G.)や、ヒップホップ界屈指の実業家としても知られるPuff Daddy(パフ・ダディ)らとともに「Bad Boy Entertainment(現Bad Boy Records)」の一員として1990年代のヒップホップシーンの興隆を支えたラッパーのCraig Mack(クレイグ・マック)が、46歳という若さでこの世を去ったことが明らかとなった。
Craig Mackは1988年にMC EZという名で1stシングルをリリースし、その後本名であるCraig Mackに名を変えて活動をスタート。彼の楽曲で最も知られているのは1994年にリリースされた“Flava In Ya Ear”であり、この楽曲は当時スマッシュヒットを記録、その後 The Notorious B.I.G.やLL Cool J(LL・クール・J)、Busta Rhymes(バスタ・ライムス)らといった大御所ラッパーたちがリミックス版をリリースしている。
ヒップホップシーンを長年支えてきたDJ Scratch(DJスクラッチ)はInstagramでその訃報を受け取ったことを明らかにし、「心をかき乱されるような電話をいま取ったよ。こいつが逝ってしまったなんて信じられない。数週間前に俺に連絡してきてドキュメンタリー映像を撮るとか言ってたばかりだぜ。兄弟、安らかに眠ってくれ」とコメントを発表し、DiddyやEminem(エミネム)もInstagramに#RIPCraigMackのハッシュタグを添えて投稿を行っている。