Apple に糖尿病治療ツールの開発を行う極秘研究チームが存在
ウェアラブルデバイスに酸素レベル、心拍数、血糖値などを測定できるセンサーを搭載?
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『CNBC』の報道によると、「Apple」は糖尿病の治療を助ける技術開発のために、水面下で極秘研究チームを動かしているようだ。近年、クパチーノに拠点を置くテックカンパニーは、『ヘルスケア』、『アクティビティ』、『ワークアウト』といったアプリのリリースと周辺機器の強化で健康管理とフィットネス面に注力してきた。「Apple」の内部事情に精通した情報提供者によると、「Apple」はApple Watchのようなウェアラブルデバイスに酸素レベル、心拍数、血糖値などを測定できるセンサーを搭載することで、穿刺せずに血中内のグルコース濃度を計測するという機能の開発/研究を続けており、すでにバイオ医療工学のエンジニアも雇用済み。また、2010年に自宅で血液検査ができるデバイスの開発を行っていた「Cor」の買収と、元チームリーダーで2015年に「Facebook」へと転職したMichael D. Hillman(マイケル・D・ヒルマン)の「Apple」での経歴が“秘密の役職”となっていることもこの噂を裏付ける証拠となっているようだ。
開発には莫大な費用がかかるようだが、『CNBC』はもしこの技術が実用化されれば、医学をさらに進歩させ、個人で自身の健康と血糖値を検査するという新たな市場を開拓することにつながるのではないかと期待を寄せている。生活習慣病対策にも「Apple」が不可欠になる日は、そう遠くないかもしれない。