スタジオジブリ初の海外共同制作作品『レッドタートル ある島の物語』のトレーラーが初公開

第69回カンヌ国際映画祭の「ある視点部門」に出品される注目の長編アニメーションフィルム

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イギリスを拠点に活動するアニメーター/イラストレーター「Michael Dudok de Wit(マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット)」は、1994年公開の映画『お坊さんと魚』で一躍アニメーションシーンにその名を轟かせ、『岸辺のふたり』ではアメリカ、イギリス両国でのアカデミー賞短編アニメーション賞を受賞している。その彼が監督を務める『レッドタートル ある島の物語』は、「スタジオジブリ」や「Wild Bunch」が出資する自身初の長編アニメーション映画だ。「構想に10年、制作に8年を要した」とMichaelを抜擢した「鈴木敏夫」が語る本作は、「スタジオジブリ」初となる海外との共同制作作品で、無人島に置き去りにされた男と巨大な亀の交流を描いたもの。監督のMichaelは制作期間中、アーティスティック・プロデューサーとして参加する「高畑勲」らと共に絵コンテを作成するために、一時期「スタジオジブリ」のある東京都小金井市へ住んでいたこともあるそうだ。

そんな第69回カンヌ国際映画祭の「ある視点部門」への出品を備える同作品初のトレーラーが公開。全編セリフ無しの本作について、Michaelは「人間性を含めた自然への深い敬意、そして平和を思う感性と生命の無限さへの畏敬の念を伝えたい」と述べている。

日本国内での公開は、2016年9月17日(土)から。

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