『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の監督が語る、エンディング変更秘話

※ネタバレ注意

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公開一週目にして世界興行収入が340億円に達した『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のディレクターが、エンディングは当初の予定していたものではないという制作秘話を明かした。『Empire』で公開されたインタビューによると、Gareth Edwards(ギャレス・エドワード)監督は、トレーラーと実際の映画の内容で異なる場面がある理由を説明したほか、当初予定していたオリジナルのエンディングでは、主要キャラクター全員が死ぬことはなく、脚本の再構成と再撮影が行われたという。

エンディング変更に言及したEdwards監督のコメントは、下記のとおりだ。

最初の脚本では、彼ら全員が死ぬことはありませんでしたね。我々は、そのような終焉を迎える作品自体、制作できないと思っていましたから。だから、私はどうにかして、違うシナリオを見つけようと努力しました。でも、皆で脚本を読んだ際に「彼らは死ぬ運命だよね?」という雰囲気になり、「確かにそうだ。できるかな?」という想いが芽生えたのです。

我々はルーカスフィルムのKathy Kathy(キャシー・ケネディー)とディズニーがそのエンディングを許可しないと思っていたのですが、「彼らは“エピソード4/新たなる希望”には登場しないし、確かに筋が通っている」と言ってもらえました。

それでも、私は誰かが「Jyn(ジン)やCassian(カシアン)を違う惑星とかで生存させるシーンは作れないかな?」と言い出すと思っていました。でも、結局誰もそのような提案をしてくることはなかった。だから、全員が命を落とすというエンディングを作ることができたのです。

私はこの決定を下せてよかったと感じています。公開された映画のエンディングは、よりインパクトがあり、誰も予想できないものになりましたからね。

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