ものはら ‘KURAWANKA’ 陶磁器コレクション

長崎県東彼杵郡波佐見町は“波佐見焼(はさみやき)”と呼ばれる焼き物の産地として古くから知られてきた。そんな町で「波佐見焼を世界へ」をコンセプトに、独自の手法で焼き物の魅力を表現する陶磁器メーカーが〈も

デザイン
981 Hypes

長崎県東彼杵郡波佐見町は“波佐見焼(はさみやき)”と呼ばれる焼き物の産地として古くから知られてきた。そんな町で「波佐見焼を世界へ」をコンセプトに、独自の手法で焼き物の魅力を表現する陶磁器メーカーが〈ものはら〉だ。

そもそも“ものはら”とは、窯跡周辺にある失敗品やハマなどの窯道具の捨て場のことで、年月とともに焼き物が積み重なり、物原層とも呼ばれる“焼き物の地層”ができる。焼き物の歴史は物原を見れば知ることができると言われるその場所を掘るように、〈ものはら〉はその長い歴史をたどりながら今の時代にフィットした新たな焼き物を作り上げている。

今回の「KURAWANKA」コレクションは国内の庶民向けの安価な日常食器を作っていた時代に習い、利便性の高い入れ子収納の仕様を採用し、気軽に使い易いリーズナブルな価格帯で提案しているもの。絵柄はヴィンテージのフォントを復刻し、新たなタイポグラフィを生み出す“House Industries”が手掛けた。ちょうど現在、表参道ヒルズ内で行われている下記イベントに〈ものはら〉が出展中だという。実際に見て、手に取ることでその魅力はより増すことは間違いない。是非足を運んでみて欲しい。

『場と間 インフォメーション(BAtoMA information)』
世界中のインテリアを紹介する INDEX
会期 : 10 月 31 日(木)〜11 月 4 日(月・祝) 11:00 – 20:00(最終日:17:00まで)
会場 : 表参道ヒルズ 本館 B3F スペース オー(東京都渋谷区神宮前4-12-10)
※ 他サテライト会場あり
入場料: 500 円

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テキスト
Writer
Haruki Kanda / Hypebeast
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