Paris Fashion Week SS23
アラン・レネ監督による1961年公開の映画『去年マリエンバートで』のワンシーンのような世界観の中で披露された今回のコレクションでは、ダブルブレストのジャケット、トラックスーツ風のジャケットとパンツのアンサンブル、モノトーンのドット柄セットアップなど、メゾンの象徴的な素材を使用しつつも、ゆったりとしたシルエットでモダンに仕上げたフェミニンな印象のアイテムが揃う
FKA TwigsとEthel Cainがモデルとして出演した今回のコレクションでは、ニュートラルカラーを纏ったナイロンジャケットやウォッシュド加工を施したデニムジャケット、大きめのポケットを備えたミニスカートなどがお披露目
〈ERL〉のアイデンティティに影響を与える1990年代の雰囲気を存分に感じさせる本コレクションでは、コミック・ストリップを着想源に、家具とウェアを組み合わせたノスタルジックなアイテムが揃う
ビッグサイズのジッパー、バックル、ボタン、ポケットを纏ったドレスやプリントレザーのセットアップなど、大胆なデザインのアイテムがお目見え
今シーズンは、シースルーやフェザーなど素材の動きを自然に活かしたデザインに加えて、より前衛的な肩のシルエットが特徴のコレクションに
新しいアート & イメージディレクターに就任したイブラヒム・カマラのデビューコレクションでは、腹部のカットアウトが特徴的なレザースーツ、複雑な刺繍が施された特大のデニムコート、紫陽花のパターンが散りばめられたセットアップ、レントゲンで撮ったような骨格のグラフィックがあしらわれたジャケットなど、コバルトブルーをメインカラーにしたアイテムがラインアップ
