Stone Island が新たなカルチャープロジェクト THE CALM AND THE CHAOS を発表
現代カルチャーにおいて独自の発展を遂げてきたハードコアおよびメタルコア・シーンにフォーカス
〈Stone Island(ストーンアイランド)〉が、ブランドのカルチャーリサーチをさらに深化させる新たなクリエイティブプロジェクト THE CALM AND THE CHAOSを発表した。
本プロジェクトでは、現代カルチャーにおいて独自の発展を遂げてきたハードコアおよびメタルコア・シーンにフォーカス。長年にわたりコミュニティの中で受け継がれてきたオーセンティシティや揺るぎない信念、集団としてのアイデンティティを、音楽だけにとどまらずカルチャーとして捉え直す。〈Stone Island〉が掲げる“Community as a Form of Research(コミュニティという形の研究)”の思想を体現するプロジェクトとなっている。
本プロジェクトの軸となるのは、2000年代以降のアメリカン・ハードコアを代表するバンド Trapped Under Ice(トラップド・アンダー・アイス)およびAngel Du$t(エンジェル・ダスト)のジャスティス・トリップ(Justice Tripp)と、UKハードコアをベースにポストパンクやブリットポップの要素を取り入れたバンド High Vis(ハイ・ヴィス)のグラハム・セイル(Graham Sayle)による長年の友情とクリエイティブな交流だ。アメリカとイギリス、それぞれのハードコア・シーンが育んできた関係性をたどりながら、Knocked Loose(ノックド・ルース)のアイザック・ヘイル(Isaac Hale)やHaywire 617(ヘイワイヤー617)のオースティン・スパークマン(Austin Sparkman)ら次世代のアーティストにもフォーカスする。
フォトグラファー兼ディレクターのアイザック・ラム(Isaac Lamb)は、6カ月以上にわたりヨーロッパと北米を巡り、ハイ・ヴィス、エンジェル・ダスト、ノックド・ルース、Haywire 617らに密着。ライブパフォーマンスの熱量だけでなく、ツアーの合間やリハーサル、日常の穏やかな時間までを撮影し、「Calm(静けさ)」と「Chaos(混沌)」という相反する2つの側面を写真と映像で描き出した。
また、作品に登場するミュージシャンたちは、スタイリングされた衣装ではなく、自身が所有する現行およびヴィンテージの〈Stone Island〉を着用。〈Stone Island〉のコレクターとして知られるアーチー・マハー(Archie Maher)の協力のもと、1987年製のTela Stellaリバーシブルジャケットや、1984年製のトリートメントデニム・チョアジャケット、1991年製のIce Camouflageボンバージャケットなど、貴重なアーカイブピースも登場する。
さらに、THE CALM AND THE CHAOSは写真・映像作品にとどまらず、同名のツアーブックとしても展開。35mmフィルムによるモノクローム写真で構成される本書では、ステージ上のパフォーマンスのみならず、演者と観客、コミュニティの間に生まれる親密な関係性をドキュメンタリーとして記録する。2027年9月の刊行を予定している。
なお、本プロジェクトは2025-26年秋冬シーズンに展開されたCommunity as a Form of Researchでのアイザック・ヘイルとの取り組みを発展させたもの。今回のためにカスタムベストも製作され、〈Stone Island〉とハードコア・コミュニティとの継続的な関係性を象徴するプロダクトとして登場する。


