Denim Tears が国内初となるポップアップを原宿で開催
トレマイン・エモリーも在店するポップアップでは最新コレクションや村山伸との限定コラボアイテムなどを販売
























トレマイン・エモリー(Tremaine Emory)の手掛ける〈Denim Tears(デニム ティアーズ)〉が、国内初となるポップアップを東京・原宿『PORTRATION(ポートレーション)』にて2025年2月1日(土)・2日(日)の2日間限定で開催する。
待望のポップアップでは、〈Denim Tears〉の新作コレクション “The Scorpion & The Frog”を中心に、ブランドのベーシックアイテムや〈Cactus Plant Flea Market(カクタス プラント フリー マーケット、以下CPFM)〉とのコラボレーションコレクション、さらに本イベントのために制作した限定アイテムの販売を実施。また、会期中はトレマイン本人も在店する予定だという。
“The Scorpion & The Frog”は、アメリカにおけるアフリカ系アメリカ人の公民権運動と、北アイルランドにおける“トラブルズ”と呼ばれる社会的闘争の間に見られる類似点を探究したコレクション。このコレクションの大きなインスピレーション源となったのは、アフリカ系アメリカ人のドキュメンタリー映画監督であるセント・クレア・ボーン(St. Clair Bourne)が1983年に制作した短編映画『The Black and the Green』。この映画は、2023年12月に『MoMA(ニューヨーク近代美術館)』でも上映されたという。ボーンの映画は、アリカの公民権運動が北アイルランドにおける独立を求めた政治的・民族的闘争、1960年代後半から 1998年までに与えた哲学的、そして戦略的な影響を深く掘り下げている。
今回のポップアップの目玉として、アーティストの村山伸をコラボレーターに迎えた限定アイテムが登場。日本のデザインスタジオ「DELICATE UNIT」とタッグを組んで制作したボンバージャケットは、1980年代後半から1990年代にかけてアメリカで製造されたMA-1と、世界中から調達したギネスタオルに“NIGERIA”の刺繍を施し、アップサイクルした一着。また、村山が“トラブルズ”の時期に使用されたマスクからインスピレーションを受けて制作した作品も販売。伝統的なマスクは空洞の目を持つのに対し、村山のデザインはアップサイクルされたヴィンテージの〈Ralph Lauren(ラルフ・ローレン)〉のヘリンボーンジャケットから手編みされたゴーグルを装着するという斬新なアプローチを取り入れた。
そのほかにも数多くのアイテムが揃う本ポップアップで、〈Denim Tears〉独自の世界観を体験してみてはいかがだろうか。
Denim Tears POP-UP
期間:2025年2月1日(土)〜2日(日)
会場:PORTRATION
住所:東京都渋谷区神宮前 2-19-2
営業時間:11:00-20:00