昨年末にソロデビューを果たした ALAN SHIRAHAMA のマーチャンダイズが HBX にて発売

ALAN SHIRAHAMAへの『Hypebeast』独占ミニインタビューもチェック

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EXILE / GENERATIONSのパフォーマーであり、クリエイティブユニット PKCZ®のメンバーでもある白濱亜嵐が、2023年12月8日(金)にALAN SHIRAHAMA名義でデジタルEP『null』をリリースし、日本での待望のソロデビューを果たした。

EPのタイトルでもある“null”は、“0ではなく、存在すらしない”という意味が込められており、彼の「本格的にダンスミュージックの世界に飛び込んだ自分は、まだ立ち位置すら存在していない」という強い覚悟が感じられる。楽曲は、ALAN SHIRAHAMAが得意とするBass HouseやTech Houseなどのスタイルを主軸に構成されており、エッジの聴いたサウンドで、どんなシーンでも盛り上がれるような曲調に。DJとしても活躍する彼のDJスタイルが垣間見れる1枚となっている。加えて、ボーカルが入った“gnite”と“Unstoppable”の2曲も収録。

また、『null』のリリースにあわせて、彼自身がプロデュースしたマーチャンダイズも発売。ラインアップには、フーディ、ゲームシャツ、Tシャツ、キャップ、キーホルダーが揃う。カラーは全てブラックで、それぞれには『null』のロゴや収録されている曲に出てくるワンフレーズなどをホワイトで大胆にプリントしている。これらのアイテムは、6月22日(土)より『Hypebeast』のキュレーションする次世代型ECサイト『HBX』を含む限定ショップでリリース。

この度『Hypebeast』では、そんなマーチャンダイズを手掛けたALAN SHIRAHAMAへのショートインタビューを敢行。デザインプロセスから、アーティスト活動への影響、今後の展望までを語ってもらった。


Hypebeast:今回、マーチャンダイズを発表することになったきっかけを教えてください。

ALAN SHIRAHAMA:国内でのソロデビューとともにnullをリリースするタイミングで、マーチャンダイズは必ず作りたいという思いがあり制作させていただきました。やるからにはただグッズとして出すのではなく、広い層へのアプローチができて自分のブランディングの1つにもなる、HBXで発売したいとも思っていて。このような機会をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

マーチャンダイズのデザインプロセスを教えていただけますか?

マーチャンダイズにも使われているロゴデザインやタイポグラフィは、Aphex TwinやSkrillexなどのロゴを手掛けているアーティスト Number3が担当してくれました。また、EPの1曲目にstart up-[null]という曲があるのですが、そのなかに出てくる“[null] isn’t [0]; it means non-existence, suggesting universal existence.”というフレーズはマーチャンダイズに落とし込みたいと思っていました。これは“nullという言葉は0ですらなく存在すらしない”という意味で、今回のEPのテーマにもなっています。ポップスグループの1人として生きてきた自分は、ダンスミュージックの世界にはまだ存在していないと考えていて。ソロデビューに際して、覚悟を決めて臨むという想いも込めているんです。

カラーについては、ブラックで統一することは最初から決めていて。理由としては、DJの現場では派手な洋服を着ている人が多いので、以前から黒い服のほうが映えるのではと思っていたからです。僕のマーチャンダイズを着て現場に遊びに来てくれた人たちとともに、これからの“ALAN SHIRAHAMA”のイメージを作っていきたいです。

本格的にアパレルアイテムを製作したのは今回が初めてだとお聞きしましたが、アーティストとしての活動との違いや、共通する点はありますか?

最初に製作に取り掛かる際には、アパレルについての知識が全くといっていいほどなかっため、その仕組みや流れを学ぶのが大変でした……(笑)。この経験を経て、製作をするなかでどこに時間をかけるべきかなどたくさんのことを学べたため、次の機会があれば活かしたいです。また、マーチャンダイズは、そのアーティストのスタイルを示すための重要なアイテムであり、表現方法の1つだと思っています。僕はダンスミュージックがとても好きなのですが、正直、これまで見てきたDJの衣装やマーチャンダイズで心からカッコいいと思ったものがほとんどないんです。なんでだろうと考えたとき、ヒップホップやロックに比べて、ダンスミュージックはまだカルチャーとの結びつきが少ないからなのかなと。だからこそ、今回カルチャーとの結びつきの強いHBXから発売をしたいと思ったし、実現できたことが嬉しいです。

こだわった点や、お気に入りのアイテムはありますか?

個人的に気に入っているのは、ゲームシャツです。僕は子供のころにサッカーをやっていたことから、大人になってから当時は欲しくても買えなかったマンチェスターユナイテッドやイングランドのユニフォームを集めていて。自分がマーチャンダイズを作るのであれば、ゲームシャツを製作したいとずっと思っていました。ユニフォームのボディも一から作ったので、ぜひゲットして欲しいです。

アパレルのデザインを経験したことも含めて、今後挑戦したいことがあれば教えてください。

僕にとってマーチャンダイズは、表現方法の1つです。今回は展開しなかったのですが、自分はヴィンテージの服が大好きなので、今後はヴィンテージ風のデザインにも挑戦してみたいです。そしてなにより、サウンドだけでなくファッションの面でも支持されるようなEDM DJが増えて欲しいなと思っています。

また、DJとしては世界で戦えるようなアーティストになることが大きな目標で。例えを挙げると、ベルギーのTomorrowlandやマイアミのUltra、ラスベガスのEDC、アムステルダムのADEなどの大規模なフェスに出演できるようになりたいです。ほかにも、世界で戦える素晴らしい才能を持った国内のDJやトラックメーカーを集めて、クリエイティブクルーなどを作りたいと考えていて。これは簡単にできることではないと思いますし、実現できる可能性が低いことも理解しています。ですが、自分はダンス&ボーカルグループの市場がまだ今ほどではないところから世界を席巻していくのを目の前で見てきましたし、GENERATIONSというグループで小さいステージから大きいステージへのステップアップを経験してきました。この経験を持って、ダンスミュージックの世界に落とし込んでいけるのは自分しかいないと思っているため、可能性を信じて挑戦していきたいです。


白濱亜嵐 ALAN SHIRAHAMA

2012年11⽉、GENERATIONSのパフォーマーとしてメジャーデビュー。2014年4⽉にEXILE新パフォーマーに決定し、EXILEに加⼊。GENERATIONSのリーダーも務め、EXILE/PKCZ®と兼任しながら活動している。2022年には『Forbes JAPAN』が選出する、世界に多⼤な影響を与える30歳未満の30⼈「30 UNDER 30 JAPAN 2021」を受賞。さらに近年では俳優の他に楽曲制作活動も⼿掛けており、さまざまなアーティストに楽曲提供するなどマルチに活動の場を拡げている。2022年4⽉には、オランダの⾳楽レーベル「STMPD RCRDS」から⽇本⼈としては初めてとなるデジタルシングル “Facts”をジュリアン・ジョーダン(Julian Jordan)とのダブルネームでリリースし、海外ソロデビューも果たした。2015年より本格的にDJとして活動を始め数々のイベントに出演している。

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