大谷翔平が2年連続3度目の MVP を受賞
文句なしの満票
MLBは11月21日(日本時間22日)、今季の最優秀選手(MVP)を発表。ドジャースの大谷翔平(30)をナ・リーグのMVPに選出した。2年連続の本塁打王と初の打点王に輝き、前人未到のシーズン“50-50(50本塁打、50盗塁)”を達成した大谷は2年連続3度目の受賞。ちなみに指名打者(DH)専任の選出は史上初。両リーグでの受賞はフランク・ロビンソン(Frank Robinson)が61年レッズ、66年オリオールズで受賞して以来の史上2人目、リーグをまたいでの2年連続受賞も史上初の快挙となった。
また3度目のMVP受賞者はメジャーでは11人目。エンジェルス時代の同僚であるマイク.トラウト(Mike Trout)(14・16・19年)以来となり、最多7度のバリー・ボンズ(Barry Lamar Bonds)に次いで歴代2位タイに。
MVPは全米野球記者協会(BBWAA)所属の会員30人が投票。大谷は初受賞の21年と23年同じく、会員30人全員が1位票を投じる“満票”であった。
またア・リーグのMVPは、ヤンキースのアーロン・ジャッジ(Aaron James Judge)が2年ぶり2度目の獲得で、こちらも満票での受賞を果たした。