Stone Island の2023年秋冬シーズンの新作 “MARINA” コレクションにフォーカス
1920年代の南極探査に着想を得て、活気に満ちた力強いカラー、大胆なボリュームを現代的に蘇らせたカプセルコレクション
イタリア発のメンズウェアブランド〈Stone Island(ストーンアイランド)〉は、2023年秋冬コレクションにおいて“STELLINA(ステリーナ)”、“GHOST(ゴースト)”、“MARINA(マリーナ)”という3つのカプセルコレクションを展開。本稿では、その中から“MARINA”コレクションに焦点を当ててご紹介する。
1982年にイタリアで設立された〈Stone Island〉は、毎シーズン素材とフォルムのリサーチを繰り返すことで衣服の世界において新たな限界の確立を目指し、独自の表現を見出してきたブランド。特に自社のラボで染料と仕上げの実験を行うなど、完成したガーメントへの染色(ガーメントダイ)に関するユニークな技術とノウハウを強みとしており、この点において他ブランドの追随を許さない。“研究”、“実験”、“機能”、“実用性”はブランドを定義づける基盤であり続け、〈Stone Island〉は今でも革新的なデザインとテキスタイルへの飽くなき研究の代名詞となっている。
RIPSTOP COVER
2023年秋冬シーズンに登場する“MARINA”は、1920年代の南極探査に着想を得て、活気に満ちた力強いカラー、大胆なボリュームを現代的に蘇らせたコレクションに。リップストップナイロンを用いたフード付きのシェルジャケット RIPSTOP COVER(16万1,700円)は、透明で光沢のあるポリウレタンフィルムを内側に接着することで、耐風性と若干の耐水性を付与。ウエストには幅広のラバープリントのストライプを施し、スタイリッシュな雰囲気を演出している。
RUBBER WAX POPLIN
コットンポプリンを用いたフード付きのダウンジャケット(20万9,000円)とダウンベスト(15万2,900円)の生地の表側には、“Rubber Wax”コーティングを薄く施し、生地の構造や表情を高めつつ、耐水性を持たせた仕様に。RDS(Respondible Down Standard)認証を取得した最高級のダウンをたっぷりと用いたボリューム感も魅力のひとつだ。
PLATED COTTON CANVAS
PLATED COTTON CANVASジャケット(11万円)は、樹脂コーティングを施したコットンキャンバスに洗いをかけることで、コーティングされた生地の均一な質感に変化を付け、ユーズドを思わせる表情に。また、ナイロンのテープをざっくりと手編み風に編み込んだクルーネックのPLATED COTTON CANVASチャンキーニット(28万6,000円、全て税込)もラインアップする。
水性プリントやラバープリントによる“Stone Island Marina”のレターロゴをさりげなく飾り、オレンジやネイビー、ホワイトのカラーパレットを用いて、どことなくマリンルックを彷彿とさせるデザインに仕上げた“MARINA”。これらのラインアップを含む〈Stone Island〉の2023年秋冬コレクションは、旗艦店『STONE ISLAND TOKYO AOYAMA』をはじめとする全国の直営店および公式オンラインストアにて随時新作を入荷予定となっている。
お問い合わせ先
ストーンアイランドジャパン
03-3400-1707
www.stoneisland.com