Kanye West が adidas から YEEZY の買収を約1,440億円で提案されたと明かす
「俺の来年の印税だけで5億ドルだとよ」

ここ数日、自身の『Instagram』に〈adidas(アディダス)〉への批判を連投し続けているKanye West(カニエ・ウェスト)改めYe(イェ)が、以前同社から彼の手掛ける〈YEEZY(イージー)〉ブランドを10億ドル(約1,440億円)で買収したい、との提案を持ちかけられたことを明らかにした。
当初SNSで〈GAP(ギャップ)〉への不満をぶちまけていたYeは、次第に攻撃の矛先を〈adidas〉へと変更。まず同社の幹部であるDaniel Cherry III(ダニエル・チェリー3世)の顔と名前を晒し、彼の指示で自分が知らない間に〈YEEZY〉の商品がリリースされたと主張した。Yeは「adidasは俺の承認なしにYEEZYのシューズのカラーを決めたり、モデル名をつけたりすることができると考えているらしい」とコメント。さらに、「俺は世界を変えるようなもの、そして子供たちの世代にも残せるようなものを作ることを、本当に大切にしている。あいつら(adidas)はYEEZYを10億ドルで買収しようとした。(そうなった場合は)俺の来年の印税だけで5億ドルだとよ」と付け加えた。
これらのコメントを見る限り、Yeは〈adidas〉の提案を受けるつもりはない(?)ようだ。しかし、その後彼はシューズメーカーや工場を買収したいという願望をSNSで明かし、自らが代表を務め、“最高意思決定者”となれるような企業の公募を突如開始。この投稿後、Yeの元には数多くの企業からメッセージが届いたと予想されるが、彼はその中からアメリカ・テキサス州サンアントニオに拠点を置く家族経営のシューズメーカー「San Antonio Shoemakers(SAS)」をピックアップし、同社の『Wikipedia』のページのスクリーンショットを共有した。その投稿には、シンプルに“: )”とだけ添えられている。
Yeは果たしてこの「San Antonio Shoemakers」を買収するのか、もしくは〈adidas〉からの提案を引き受けるのか、今後の動向を注視しておこう。