Snoop Dogg がインフレ下でスタッフの給与を上げて称賛される
「給料上げてやったぜ!!」

アメリカ合衆国労働省が6月10日(現地時間)に発表した2022年5月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比8.6%上昇し、40年5カ月ぶりの大幅な伸び率を記録した。調査によると、多くの労働者はインフレに応じた昇給などの措置を求めているものの、実際に給与を改定した企業は全体の4分の1にも満たないことが判明している。そのような状況の中、ラッパーのSnoop Dogg(スヌープ・ドッグ)が、自身のスタッフの給与を上げたことを明かして話題となっている。
先日、とあるユーザーが『Twitter』上で「Snoop Doggは年間4万〜5万ドル(約530〜665万円)の給与でフルタイムの“Blunt Roller(ジョイントを巻く専門家)”を雇ってるらしいよ」と呟いたところ、Snoopがそのツイートに「インフレーションだからな。給料上げてやったぜ!!」と返信。その後瞬く間にSnoopの投稿は拡散され、「Snoopマジで素晴らしい」「Snoopはよく解っている。最低でもインフレと同等程度の昇給がないと、被雇用者の生活は厳しいよ」「彼を労働長官にしよう」など多くのユーザーから称賛の声が寄せられることとなった。
Inflation. Their salary went up!! https://t.co/BCtOVHMN4W
— Snoop Dogg (@SnoopDogg) June 7, 2022
ちなみに、Snoopは2019年に出演した『The Howard Stern Show』で自身のBlunt Rollerを雇っていることを明かしている。彼は司会者にBlunt Rollerを雇う理由について問われたところ、「タイミングだよ。あいつの(ジョイントを手渡してくれる)タイミングは非の打ち所がない。それがやつの仕事であり、職業なんだ」とコメント。また、SnoopはBlunt Rollerの待遇については「(給与は)年間4万ドルから5万ドルといったところだ。もちろんマリファナはタダだし、経費も全部出している。基本的に、俺がもらうものは全部あいつにも共有しているんだ。服も買ってきて、(タダで)あげてるしね」と語った。