NFL 史上最高の QB トム・ブレイディが引退を表明
22年間の輝かしいキャリアに別れを告げる
2月1日（現地時間）、NFLタンパベイ・バッカニアーズ所属選手のTom Brady（トム・ブレイディ）が正式に引退を表明した。
先日から『EPSN』などのメディアで引退の噂が報じられていたBradyだが、このたび自身のSNSのアカウントで現役引退する旨を発表。ニューイングランド・ペイトリオッツ時代を含め、通算22シーズンで7度のスーパーボウルを制覇し、MVPに3度選出された輝かしい実績を持つこの男は、“NFL史上最高のQB（クオーターバック）”と称されている。
Bradyは自身のSNSで「私はNFLのキャリアを愛してきました。そして今、私の時間とエネルギーを他のことに集中する時が来たのです」と発表し、今後は家族と過ごす時間を増やし、個人的な事業に注力してく旨を明かしている。この発表を受けて、NFLコミッショナーのRoger Goodell（ロジャー・グデル）は、以下のような声明を公開した。「Tom Bradyは、NFLでプレーした選手の中で最も偉大なプレイヤーの1人として記憶されるでしょう。素晴らしい選手であり、リーダーでもあった彼の輝かしいキャリアは、その長さだけでなく毎年卓越したプレーを披露し続けたことでも知られています。彼は周囲の人々を向上させ、常に最高の瞬間に立ち会っているかのように見えました。MVPを3回、スーパーボウル優勝を7回という記録は、他の選手たちが何年もかけて目指すべきスタンダードとなったのです。彼はニューイングランド、タンパ、そして世界中のファンに多くのインスピレーションを与えたのです。NFLにTomがいて、彼のプレーを見ることができたのはとても名誉なことでした。ゲームに対する多くの貢献に感謝するとともに、Tomと彼の家族の今後の活躍を祈っています」
