『ゴルゴ13』で知られる漫画家さいとう・たかをが死去
『ゴルゴ13』が“最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ”としてギネス世界記録に認定された矢先の訃報
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『ゴルゴ13』や『鬼平犯科帳』などで知られる漫画家さいとう・たかをが、9月24日(金)に膵臓がんのため84歳で死去していたことが明らかとなった。
さいとう・たかをは1936年和歌山県出身。中学卒業と同時に母親の営む理髪店で働き始めるが、仕事の合間に描き溜めた漫画『空気男爵』で1955年に漫画家デビュー。その後、1960年に漫画制作会社「さいとう・プロダクション」を設立し分業体制を確立すると、1968年から『ビッグコミック』にて『ゴルゴ13』の連載を開始。長寿作品として現在までに202巻が発行され、7月に“最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ”としてギネス世界記録に認定されたばかりだった。なお、同作は今後も「さいとう・プロダクション」や脚本スタッフなどが協力して連載が継続されていくという。
『HYPEBEAST』編集部一同、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
訃報
劇画家のさいとう・たかをが、2021年9月24日午前10時42分、膵臓がんのために永眠いたしました。84歳でした。なお葬儀は、新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み、親族のみで執り行いました。これまでご愛読、応援いただいた読者の皆様、お世話になりました関係者の皆様に深く感謝申し上げます。 pic.twitter.com/tNC3bpQTiF— さいとう・プロダクション (@saitoproduction) September 29, 2021