2021年末頃に追加予定の新作絵文字が公開
丸2年を要して開発されたハンドシェイクや、待望のフィンガーハートなどがラインアップ
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7月17日の“World Emoji Day(世界絵文字デー)”にあわせ、絵文字情報サイト『Emojipedia』が世界中の文字を収録する文字コード規格 Unicode 14.0で追加予定の新作絵文字を公開した。
ここ最近のUnicodeのアップデートは、LGBTQやダイバーシティを尊重した絵文字のラインアップが増えてきているが、今回もさまざまな肌の色を選択できるハンドサイン、王冠を被った女性、妊娠する男性などが登場。中でもハンドサインは、先日お伝えしたハンドシェイクのほかに待望のフィンガーハートも加わるそうで、若い女性を中心に多用されるに違いない。また、おなじみの黄色い丸顔のスマイリーも敬礼バージョンなど数種類が追加され、松葉杖、木の上の鳩の巣、ハスの花といった使い道が極めて限定される色物も予定されているようだ。
これらの絵文字は2021年末〜2022年上半期に実装されるとのことだが、公式絵文字セットを策定する非営利団体「Unicode Consortium(ユニコードコンソーシアム)」が最終決定を下すため、全てが使用できるは不明。だが大部分は問題なく審査を通過するはずなので、来るアップデートの日を楽しみにしておこう。