久保建英がビジャレアルからヘタフェに移籍
安定した出場機会を求めた結果の決断
2020-21シーズンより保有元のレアル・マドリードと同じくリーガ・エスパニョーラに所属するビジャレアルに期限付き移籍していた久保建英だったが、シーズン後半戦からは同リーグのヘタフェを舞台に戦うことが決定した。今回の移籍も期限付きで、レンタル期間は2020-21シーズン終了までの半年間となる。
ビジャレアルでは全19試合（先発7試合）に出場し、1得点3アシストを記録。19歳という年齢や過去の日本人選手の活躍を鑑みればまずまずの結果だが、当初の期待通りの数字とはいかず、シーズン開幕こそコンスタントに出場を重ねていたものの次第に機会は減少。年明けの公式戦2試合ではメンバー外となっており、今回の移籍は安定した出場機会を求めた結果だという。
新天地となるヘタフェは、レアル・マドリードと同じくマドリード州を拠点とするクラブで、2017年から2シーズンにわたり柴崎岳が所属していたためご存知の読者の方も多いだろう。昨シーズンはリーグ8位で終えたが、現在はリーグ15位と大不振。久保は昨シーズン、2部降格となったマジョルカで35試合4ゴール4アシストと結果を残していただけに、ヘタフェでも“違いの作れる選手”として活躍が期待される。ぜひこのチャンスを生かし、ビジャレアルのUnai Emery（ウナイ・エメリ）監督を見返してもらいたい。
ようこそ Take ???#KuboAzulon pic.twitter.com/g2OnLzGTg1
— Getafe C.F. (@GetafeCF) January 8, 2021
