ガゴシアン・ギャラリーがダミアン・ハーストの絵画 “Veil of Hidden Meaning” をオンライン上で公開
48時間限定で “Artist Spotlight” の最新シリーズとして公開
イギリス・ロンドンの『Gagosian Gallery(ガゴシアン・ギャラリー)』が、Damien Hirst(ダミアン・ハースト)の絵画 “Veil of Hidden Meaning”(2017-2018年)を48時間限定で“Artist Spotlight”の最新シリーズとして公開することを発表。
Veilシリーズは、何重にも重ね合わされた鮮烈な色合いと抽象的な形の組み合わせが印象的。今回は、インパストによって厚く盛り上げられた小さなドットとより大きめな斑点をキャンバス全体に散りばめた絵画(高さ:120インチ x 幅:96インチ)が登場。Hirst氏は本作のテーマに関し「あなたとの間の何か…何かを避けることに対するお祝い」とコメント。印象派、抽象表現主義から影響を受けたという同シリーズでは、Georges Seurat(ジョルジュ・スーラ)の点描表現、Pierre Bonnard(ピエール・ボナール)の色使い、Willem de Kooning (ウィレム・デ・クーニング)の巨大キャンバスを参照しているという。「最初にキャンバスを全て異なる色で塗り潰しました。何重にも重ね塗りをする好みの色があるんです。私は可愛らしいお店、フルーツやフラワーを連想させる配色をよく使用します。マティスのスタイルではない通常より長いブラシを使用し、キャンバスの表面から少し離れても塗れる2か2.5フィートくらいのブリストルブラシを使います」と説明。
本作品についての詳細は『Gagosian Gallery』の公式オンラインサイトにて公開されており、150万ドル(約1億6,063万3,969円)で出品されているという。
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